不登校・登校拒否の理由を探る
不登校・登校拒否とは学校に通っていない状態をさす、非常に広い意義の言葉です。
日本の教育制度では、義務教育制度があるため小学校、中学校へ通わせ、教育を受けさせるのは親の義務として定められています。
子供が学校へ通うのを嫌がる、学校へ通えないというのには様々な原因、理由が考えられますが、不登校・登校拒否となった子供を持つ親は義務からではなく、子供のことが心配で大変不安な毎日を過ごすようになってしまうのです。
不登校・登校拒否になった子供への接し方が分からず、また不登校・登校拒否となった理由や原因も理解できないままに、叱り付けて無理やり学校に通わせたり、心の病であるのに元気付けるつもりでなだめすかして学校に通わせるのは、かえって逆効果です。
不登校・登校拒否となったしまった原因に対して正しく理解し、親として適確な接し方をすることこそ、不登校・登校拒否の親としての義務であるといえるのではないでしょうか。
まずは親として不登校・登校拒否の子供と向き合い、原因を知ることから始めましょう。
不登校・登校拒否の原因・理由は子供によってじつに様々です。不登校・登校拒否となってしまっている子供本人にも、なぜ学校に行きたくないのか、その理由が全くわからないということも多々あるのです。
学校内での友達や先生との関係、勉強についていけない、良い子であろうとするあまり出来ないことがあるのに耐えられない、または家庭の問題が影響して子供のストレスとなっているなど、ざっと書き出しただけでもいくつもの理由が不登校・登校拒否の原因として考えられるのです。
不登校・登校拒否の原因がひとつだけとも限りません。いくつもの原因が絡み合って不登校・登校拒否を引き起こしているケースもあります。自分で理由を説明できないからといって、親がイライラすることはやめましょう。
不登校・登校拒否というのは子供からのSOS信号なのです。不登校・登校拒否となるまでの子供の気持ちを考えてみてください。不登校・登校拒否となるほどの出来事が子供に起こったということなのです。
子供にとって不登校・登校拒否というのは、家出や暴力さらには自殺などと同じ自衛手段の一つなのです。親にとっては些細なことかもしれない問題でも、子供にとっては重くのしかかるストレスとなりうることに理解が必要です。
これらのストレスが積み重なって、うつ病であったり、対人恐怖症(SAD)、不安障害などの心の病気や多動性障害、学習障害などの病気が原因となって不登校・登校拒否になるケースもあります。
病気が原因の場合、当然その病気の治療が最優先となります。
不登校・登校拒否の原因が病気と知らず、登校する時間になると頭痛や腹痛を訴える子供を無理に学校に行かせてしまい、さらに病気を悪化させるケースも見受けられます。
また、子供は、不登校・登校拒否の責任を自分に押し付ける親に対して不信感を抱き、ストレスを余計に感じるようになっていくという、負のスパイラルに陥ってしまう例もあるのです。
精神的ストレスが原因の不登校・登校拒否の場合は、とにかく早く専門の医師の診断を受け、子供を責めたり学校に行くことを強制しないようにして下さい。
スポンサードリンク
不登校の原因関連記事
- 不登校の原因
- 不登校となる原因・理由は子供によって様々です。不登校の親は、子供たちの一番身近な存在として不登校の原因理由にいち早く気付き、対応してあげたいものです。不登校の原因、理由を考えます。
- 不登校の親の考え方
- 不登校への親の考え方を提案します。不登校は決して最悪の事態ではありません。親が考え方を改め、子供や専門家とともに不登校に取り組むことが大切です。
- 不登校との接し方
- 不登校・登校拒否との接し方は、デリケートな問題です。親として不登校に接するときに注意すべきこと、守るべきことを紹介します。不登校・登校拒否の親の接し方には、厳しさと優しさのバランスが必要なのです。
- 不登校の予防対策法
- 登校拒否や不登校にならないための、予防対策法を紹介します。不登校の予防対策と言っても、大げさなものではなく、ストレス無く実行でき、そして効果絶大な方法です。不登校の子供を持つ親の方には、ぜひ試して欲しい方法です。
- 学校の対応
- 不登校や登校拒否の解決には、学校側の対応もその役割は重要です。不登校の児童に対する学校側の対応の現状と、理想的な対応策について紹介します。
- 不登校と文部科学省
- 不登校の児童生徒に対して、学校を管轄する文部科学省の対応はどのようになっているのでしょう。文部科学省の発表している対応と、実情、問題点を考察します。